
- 費用対効果だけが内製化のメリットではありません。社員が社員を教えるメリットはたくさんあります。 確かに失敗リスクを考えれば、外部委託の方が楽かもしれません。しかし、それでも内製化は企業が真剣に取り組むべき課題だと思うのです。
- ■研修コストを3割削減したソフトバンクモバイル株式会社
- ソフトバンクモバイル株式会社が研修の外部委託を減らして内製化を進めていくと日経新聞の記事にありました。
これまで、全体の6割を占めていた外部委託を2割にまで減らすことで費用を3割削減できるそうです。
具体的には、社員の中にいる中小企業診断士などの有資格者を社内講師として登録し、年間10日程度研修を担当してもらう。ただ、社内講師では難しい研修は、引き続き外部委託をするそうです。 - ■内製化を勧めない研修会社も多いが・・・
- 近年、社員研修費用削減のため内製化を進めるのは、大きな流れとなってきています。外部委託をやめて社内で研修を行なえば、確かに費用は安く済むでしょう。
ところが、果たして40〜50万円で委託していた研修内容を、講師としては素人の社内講師が品質を落とさないで提供できるのでしょうか。
しかも、講師を担当する社員はその時間自分の業務ができないのですから、そのロスを考えると、実質の節約額は大幅に少なくなるはずです。
そのようなこともあり、研修会社の中には内製化をお勧めしないところもあります。また、内製化が進めば研修会社の仕事が減るという危機感もあるのでしょう。
- ■内製化のメリット
- 費用対効果だけが内製化のメリットではありません。
他にも、社員が社員を教えることから生じる「社員同士の交流拡大」「社内の伝統文化の浸透」「愛社精神の醸成」「自己の能力の再確認」など、良いことはたくさんあります。 手間や失敗のリスクを考えれば、外部委託の方が結局は得であることも多々ありますが、それでも内製化は企業が真剣に取り組むべき課題です。
組織が大きくなり、社員の世代間格差も広がるばかりでは、例えば不況時に必要な「一致団結」のエネルギーは生まれません。 新しいものが全て良いわけではなく、古くからの伝統など、会社が守るべきものも必ずあります。
また、これまで出会わなかった社員や聞けなかった会社の方針に触れる機会が増えれば、自分が働いている企業を見直すこともあるでしょう。 会社の意外な一面を知るなどして、愛着も湧くかもしれません。
そして、よく言われることですが、「教える人が一番学べる」ということ。聞くよりも見るよりも、自分でやってみる方が記憶に残ります。 さらに「教える」ことに挑戦したら絶対に忘れなくなるでしょう。
企業にとって大切な価値観を、内製化により定着させる。
「社員が教える」ということは、これほどのインパクトがあるのです。
- ■実績のある確かな研修会社と一緒に行なうのがベスト
- 内製化を進めるときに、外部のプロの手を借りずにやるのは危険です。これまで、様々な企業で誤った内製化が行なわれてきました。
例えば、OJT研修※。まだ若い先輩社員にただ「教える役割」を持たせて、その後はただ「一生懸命やってくれ」と振るだけ。そんなやり方では、自分の業務もこなさなければならない彼らにとっては余計な仕事が増えるだけでした。
※ OJT研修とは…On the Job Trainingの略。仕事の現場で、業務に必要な知識や技術を習得させる研修。
サードプレイスは、そうした中途半端な内製化に問題が発生したときに、救済的に研修を頼まれたりするのですが、起こってしまったことを元に戻すのは簡単ではありません。 せっかくの人材が「もう二度と講師役はご免だ」と思ってしまっては企業にとっても損失以外の何物でもありません。
制度の問題もありますが、一方で心のケアも重要です。「教える」ことは人間同士の高度なコミュニケーションであるが故、難しく、一人悩んでしまい、時に心の病に陥る人さえ出てきます。
内製化には3つの「適切」が重要です。講師に対するメンタル面での「適切なケア」、その会社にあった「適切な研修プログラム作成」そして、研修制度に対する「適切なバックアップ体制」です。ただし、この「適切」の具合が素人には難しく、やはりプロに任せた方が安心だと思います。
- ■どこに落とし穴があるのか
- 最近、いくつかの研修会社が内製化をサービスメニュー化していますが、十分な実績がある会社はほとんどありません。
また、選ぶ側にとっても明確な選択基準を持っていないのが現状でしょう。
そこで、内製化にご興味のあるクライアント企業様に、協力を仰ぐ研修会社を選択する上で参考になるようなお話をしたいと思います。
内製化を進める際に行なうことは、主に2点です。
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- ■社内の人間が興味をもつ内容にする。
- ■自社の問題解決につながる有効性をもたせる。
- ■社内講師にも扱えるレベルのものを作成する。
- ■講師業務がもたらすストレスへの対処法を教える。
- ■プログラムをしっかり理解&記憶させる。
- ■上手な講師必須のデリバリースキルを伝授する。
- ■もっとも難しいのは講師育成
- 内製化における一番の問題は、講師育成です。講師のレベルを上げることができれば、教育プログラムを高度化しても対応できるでしょう。
しかし、それができなければ、いくら良いプログラムができても、上手に教えることができず、受講生は消化不良。それではせっかくのオリジナルプログラムも宝の持ち腐れになります。
ところが、講師育成はプログラム開発よりも格段に難しい。その理由は3つあります。
- ■講師育成が得意な会社を選びましょう
- サードプレイスは各企業で内製化のお手伝いをさせていただいていますが、もともと講師育成を得意としていた会社です。
これまで、独立講師はもちろん、大手研修会社の所属講師や企業経営者に対して、講師スキルを教えてきました。
また、サードプレイスが開発するプログラムは、どこの研修にも似ていないオリジナリティの高いものです。 なぜなら、講師力を担保にしたインタラクティブ性がふんだんに盛り込まれているからです。
従って、講師育成を並行してしっかり行なうことで、大きな効果を発揮します。結局、プログラムを活かすも殺すも講師次第なのです。 面白いことに、彼らが育てば、やがてプログラムを自主作成するようになっていきます。
サードプレイスでは、内製化プロジェクトが終了した後も、定期的に講師の方々のスキルアップや情報交換の機会を提供していますので、こちらもご活用いただくと講師の定着率が高まり、より内製化の効果が上がるでしょう。
サードプレイスでは、内製化に興味のある企業様に、無料相談をさせていただいています。
まずはメールでお問い合わせいただき、ご要望や問題点を確認させていただいた上で、アドバイスをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

- 採用企業:スタッフサービス株式会社様
「自社で研修したい」と相談されたのは夏の終わり。秋には7人のプロジェクトメンバーが集まり、2つの研修プログラムの開発、3回の講師育成研修を実施。 春の新入社員研修は大成功となりました。詳しくはこちら

- 採用企業:コマツサービスエース株式会社様
若手からミドルクラス社員を対象に、社長直轄の自由参加研修を6年間継続中。 現在では、社員が社員を教える研修スタイルが確立し、学ぶ意欲も向上しています。詳しくはこちら






